Audacityで音声部分のみを自動カットする方法

どうも、ケーサンヨーシです。

私は普段、Youtubeの投稿用の自分の音声を「Audacity」というソフトで録音しています。

このAudacityというソフト、結構色々できるみたいで、たとえば自動で音声部分のみを切り取るなんてこともできます。

しかし、少し前にAudacityがアップデートした時にそのやり方が変わりました。

今回は、その具体的な方法を解説します。

なお、このやり方はAudacityの「3.0.2」のバージョンを元に説明しています。

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まずは、いつも通り音声を録音します。

録音するとこのように、録音内容がタイムラインに並びます。

この録音した内容のうち、音声部分のみを切り取る予定の部分を選択します。

選択できたら、上部のメニューの解析をクリックします。

その中に「音声から自動ラベル付け」という項目が下の方に出てくるため、それを選択します。

「音声から自動ラベル付け」を選択すると、専用のウィンドウが出てきます。

このうち私は、一番上の「閾値のレベル(dB)」の部分を「-10」にしています。

名前からして、この数字より小さい音声を無音、大きな音を有音として判断する基準かと思われます。ですので、自身の環境にあわせてこの部分の数字を変更して試行錯誤してください。

変更したら、OKを押します。

そうすると、先程の条件を元に音声の部分のみを選択したラベルが出てきます。

自分で微調整を行うこともできます。

自身での微調整を終えたら、左上のメニューのファイルから複数ファイルの書き出しを選択します。

この部分は、Audacityを常用している方はいつも使っている項目かと思います。

後は出力先のフォルダーを選んで「書き出し」をクリックします。

複数のファイルを出力しているため、音声ファイルのラベルについてのウィンドウが出てくるかもしれませんが、そのままOKで大丈夫です。

これで、書き出し先のフォルダーに音声のみが切り出されたファイルが複数出力されていれば成功です。

後は煮るなり焼くなり好きに使うことができます。

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というわけで、Audacityのちょっと凝った使い方を解説しました。

私は、この出力した音声を動画編集ソフトに放り投げて、隙間なく喋る動画に仕上げています。

自分で切り取らない分楽なので良かったらやってみてください。

以上、また会いましょう!

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