ラズベリーパイとsambaを使ったファイルサーバを構築する方法
どうも、ケーサンヨーシです。
今回は、ファイルサーバーを作ろうと思います。
ファイルサーバーの作り方は色々ありますが、その中でも、ラズベリーパイ(OSはRaspbian)とsambaを用いた方法でやります。
全く同じコマンドでUbuntuPCをファイルサーバーにもできるので、そちらでも大丈夫です。
では行きましょう。
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まずは前提条件として、ラズベリーパイがOSインストール済みでコマンドが叩ける状態にしてください。
手順は以下の通りです。
①データ保存用のフォルダーを作る
②sambaをインストールする
③sambaの設定を行う
順に見ていきましょう。
①データ保存用のフォルダーを作る
raspberripiというフォルダーを作成します(フォルダ名は自由)。
mkdir raspberripi
作成したフォルダーの権限を変更します。
sudo chmod 777 raspberrypi
③sambaをインストールする
sambaをインストールします。
sudo apt install samba
途中でy/nを聞かれたら、yを押してエンター。
④sambaの設定を行う
設定ファイルを開く(vimの場合)
sudo vim /etc/samba/smb.conf
ファイルの一番最後に以下の内容を追記する。
path = /home/pi/raspberrypi
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
create mode = 0777
directory mode = 0777
raspberrypiを再起動します。
以上で、①で作成したraspberrypiというフォルダーがファイルサーバーとして、同じネットワーク内の機器から見られるようになっているかと思います。
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というわけで、ラズベリーパイのファイルサーバーを作成しました。
今回は、できるだけ簡単に説明したかったので、フォルダーを内部ストレージに作成しました。
もし、慣れてきたら外部ストレージをファイルサーバーにしてみる感じで階段を登るのがいいんじゃないかと思います。
以上。