Ubuntu22.4でUnityをインストールした際のエラーと解消方法

どうも、ケーサンヨーシです。

今回は、Unityインストール時に発生したエラーを解消します。

それでは、いってみましょう。

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ここ最近Unityを使ってみようと思ってインストールしてみたんですが、こんなエラーが出てきました。

No usable version of libssl was found Aborted(core dumped)

どうも、libsslっていうツールがバージョン違いで使えないって言っています。

環境は以下です。

OS:Ubuntu22.04
Unity:Unity2021.3.16f1

libsslっていうのがよく分からなかったので調べてみると、OpenSSLのことみたいです。

この記事記載時点で最新のLTSであるUbuntu22.04では、デフォルトで入っているOpenSSLのバージョンが3.〜になっていて、Unity2021.3.16f1ではバージョン1.〜が必要みたいです。

UnityでOpenSSLのバージョン3.〜に対応するのは待つしかないので、Ubuntuに入っているOpenSSLのバージョンを下げようかと思います。

しかし、UbuntuのリポジトリにはもうOpenSSLのバージョン1.〜は置いていないようなので、ネットから持ってくることになります。

OpenSSLの公式ページのソースの中に、openssl-1.1.1sというバージョンがあったので、それをダウンロードします。

ダウンロードファイルを解答してみると、その中にINSTALLファイルというものがあり、その内容で、具体的なインストール方法に触れられていました。

手順は以下のようになっています。

①configファイル実行

$ ./config

② makeテストを実行

$ make test

③インストールを実行

$ make install

以上でOpenSSLのバージョン1.1.1がインストールできます。

私の環境だと、PCの再起動後にUnityのエラーが消えたので、再起動をしておくといいかもしれません。

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というわけで、UbuntuでUnityを使う場合のエラー解消を行いました。

Unityが使っているOpenSSL1.1.1はサポートが9月までなので、開発元には早いとこ新バージョンに対応してほしいと思いました。

おそらく、Unityはそのうち対応してくれると思うので、その時にはまたOpenSSLのバージョンを戻すことになるでしょう。

ちょっと面倒ですね。

以上!

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